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日本勢が健闘した、レース日・4日目

  • 2017.8.5
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レイデイ明けの8月5日(金)、豊田自動織機 海陽ヨットハーバー沖でテーザー級ヨット世界選手権大会の熱戦が再開されました。今日はシフティーでパッチーな上位陣も苦戦する難しいコンディション。そんな中、日本勢の健闘が光りました。

高橋&杉浦組がトップフィニッシュ、大橋&中澤組は2着

第1レースを制したのは、全日本チャンピオンの高橋洸志&杉浦博之組(エントリーNo.13 JPN2809)です。レース序盤から好位置に付けると、レグ毎に順位を上げ、終盤はロバート&ニコル・ダグラス組(エントリーNo11AUS2848)との一騎打ちに。最後のアップウインドでも互いに譲らず、決着はフィニッシュライン上の勝負となりました。スターボートアプローチの高橋&杉浦組と、ポートアプローチのダグラス組。最後は権利を上手く施行した高橋&杉浦組が僅差でトップフィニッシュを飾りました。

徐々に風が落ちる中でスタートした第2レース。最初のアップインドで風のシフトをうまく掴んだのが、風上側からスタートしたリック・ロングボトム&ダリル・ベントリー組(エントリーNo54 AUS2898)と、大橋太一&中澤大三郎組(エントリーNo78 JPN2732)です。2艇のデッドヒートは最初から最後まで続きましたが、冷静なレース運びで相手艇をしっかり押さえたロングボトム&ベントリー組が先にフィニッシュラインを切りました。
「テーザー級の走らせ方にはコツがある。日本艇がぴったり後ろからついてきたけれど、私は1984年から乗っているからね。落ち着いて、スピードを殺さないように安定した走りを心がけた。テーザー級の良さは、アットホームなクラスである反面、すごくシビアなレースもできること」(リック・ロングボトム)

「得意な風域ということもあり、ようやく自分たちの走りができた。テーザー級はきちんとトリムすれば一気に加速するけれど、すぐに失速もする非常にテクニカルなクラス。世界大会に出てみて、改めてレベルの高さを感じられた。当初の目標はもっと高かったけれど、今は10位以内を目指したい」(大橋太一)

11レースを終え首位を守っているのは、16ポイントのジョナサン&リビージョンソン・マッキー組(エントリーNo.37 USA2597)。2位は38ポイントのクリス・ダンス&ジェレミー・エルムズリー組(エントリーNo.60 AUS2858)、3位は40ポイントのダグラス組、4位に48ポイントのロングボトム&ベントリー組が続いています。

日本人トップは53ポイントで5位の高橋洸志&杉浦博之組(エントリーNo.13 JPN2809)です。81ポイントの佐藤浩章&村岸恭明組(エントリーNo.38 JPN2862)は10位、136ポイントの山村太郎&吉田向志組(エントリーNo.41 JPN2376)は13位、そして143ポイントの大橋&中澤組が14位と続いています。

最終日の明日8月6日(日)は、1レースの実施を予定しています。テーザー級の新チャンピオンは明日決まります。

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